環境インフラEnvironment & Infrastructure
インドの新興財閥向けに港湾で使用する曳舟(タグボート)、パトロール・パイロットボートの売買やばら積み船(ケープ船)の傭船を行っております。他には船舶関連部品やエネルギー関連商材なども取り扱っております。
日本で建造されたタグボートは最新性の機器を搭載し、インドの各港にて活躍しています。ばら積み船は一度に18万トンの石炭を運搬し、火力発電所向けに供給されています。
取扱製品(商材)のご紹介
各種船舶
曳舟
(タグボート)ばら積み船
(ケープサイズ)パトロール・
パイロットボート
CLOSE UPインドプロジェクト 注目を集める「インド進出」を、興和がナビゲート

インドの現地法人Kowa Indiaを足掛かりに、事業基盤の強化を進めています。
なかでも力を入れているのが、インド有数の財閥企業「アダニ・グループ」※1が開発する、グジャラート州※2ムンドラ特別経済区への誘致活動です。
概要
- 事業主:
- Adani Ports and Special Economic Zone Ltd
- 場所:
- グジャラート州カッチ地方ムンドラ
- 開発面積:
- 15,000 ha以上を予定
- 分譲面積:
- 6,473 ha (東京ドーム約1,800個分)
ムンドラ特別経済区はグジャラート州にあり、インド政府による、首都ニューデリーと商業都市ムンバイを輸送路で結ぶ、一大産業地帯の形成を目指す大規模インフラ・プロジェクト「デリー・ムンバイ間 産業大動脈構想(DMIC※3)」の対象地域に直結した好立地にあります。
さらに、インド西海岸に位置する地勢は、アダニ・グループが展開するムンドラ港が、中東・アフリカ・欧州方面への輸出の玄関口になるなど、理想的なロケーションであることは間違いありません。
また、アダニ・グループが直営する発電所がムンドラ特別経済区に隣接しており、インドでの事業展開におけるエネルギー・ロジスティクス面では大変恵まれた環境が作り上げられているといえます。
アクセス
デリーからは鉄道や空路でアーメダバードを経由し高速道路で、ムンバイからは空路でブージを経由し陸路でアクセス可能。
インフラ
電気、水道、道路、情報通信網が整備され、医療機関、公園、コミュニティセンターを備えた居住区も充実、教育機関もさまざまに用意されています。

※1 「アダニ・グループ」
インド有数の財閥企業。興和は日印の取引拡大を目指すため、2011年1月28日に包括的事業提携の基本合意書に調印しました。以来、今日に至るまでに、豊富な経験と強固な信頼関係を積み重ねています。
※2 グジャラート州 古くから西アジアとの交易地として栄え、現在は石油化学産業、繊維産業などが盛んな州。 日系を含め、大手自動車メーカーが進出を決めるなど、急速に自動車産業の集積も進んでいます。
※3 「デリー・ムンバイ間 産業大動脈構想(DMIC)」
インドの二大都市であるデリーとムンバイ間を貨物専用鉄道でつなぎ、その沿線に工業団地、 物流基地、発電所、道路、港湾、住居、商業施設などのインフラを民間投資主体で整備する壮大なプロジェクトです。日印共同プロジェクトで、総事業費は900億ドルとも言われています。