日本の高齢化が急速に進む中で、新型コロナウイルス感染症の出現により、産業構造の変革がより一層進展しました。
興和は健康をキーワードに事業の壁を取り払い、全ては国民のための幸福と健康に寄り添うビジネスを展開しています。

従来の医薬品・セルフケア品の研究開発にとどまらず、生活者の健康寿命延伸および疾病等の予防対策へ貢献する「日本型セルフケア」を推進しています。
高齢化社会に対応する仕組みを構築し、生活者が安心して暮らせる地域社会や社会保障制度の継続を目指した取り組みを行っています。

さらに、『KOWA MILEAGE CLUB』（KOWAマイレージクラブ）の取り組みを推進し、国民の皆様のセルフケア推進をサポートするとともに、身体的・精神的・社会的に良好な状態であるウェルビーイングの実現に貢献してまいります。

国際社会共通の目的であるSDGs、気候変動対策の国際的な枠組みであるパリ協定、そして政府方針である日本の2050年温室効果ガスの排出量実質ゼロを念頭に、興和では積極的に環境に配慮した製品・サービスの充実を推進しています。

インドにおけるオーガニックコットン事業、グリーンエネルギーとして注目されるグリーン水素・アンモニア関連事業や、フィリピンにおける環境素材・活性炭ビジネス。そして、再生可能エネルギーの中心的な役割を担う太陽光発電や、環境面・経済面を両立するハイブリッド型新素材の開発など、興和の環境ビジネスは各事業に横串をさし、業種の枠組みを超えた新しいビジネスモデルやサプライチェーンの構築を推進していくことで、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。