ORGANIC
COTTON

コットンに願いを込めて
ファッションと環境の融合を目指し、他社に先駆けて興和は2003年からオーガニックコットン事業に取り組んできました。
科学技術を発展させ、生産効率を飛躍的に向上させる-そうした効率性の追求だけではなく、新たな価値を求め、地球にも人にもやさしい製品を提供したい。
それが、地球と未来を考える興和グループの考える「環境への取り組み」の一つだと考えています。

土地を守り、人を守り
オーガニックコットンとは、化学農薬・化学肥料を3年以上使用しない農場で栽培され、有機農業に関する国際的な基準に合格した綿花です。またその綿花を使用して作られる繊維製品のことも、オーガニックコットンと呼ばれています。
オーガニックコットンは世界の綿花生産量の中でみれば、約1.4%程度(※)しか栽培されていません。用途が食用ではない綿花は大量の農薬を使用してきました。かつては枯葉剤も使用された農地では、土地も人も、大きな負担を強いられてきました。
百年以上にわたり綿を扱ってきた私たち興和は、恩返しの意味も含めて、オーガニックコットンを通じて、その土地とそこで働く人々を守りたいと考えています。
※出典:Organic Cotton Market Report 2022- Textile Exchange

農村に笑顔を
世界でも有数の綿花生産国であるインドでは、多くの農家で大量の農薬と化学肥料を使用しているのが実状です。これにより、栽培に従事する人の健康被害や、土壌環境の悪化による生態系への影響が今も懸念されています。
農薬による健康被害の撲滅や生態系の保持には、オーガニック農法が有効と言われています。
私たちはオーガニックコットンを使用することで、土壌の健全化と、農場に従事する人々が健康で明るく過ごせる環境になることを願っています。

安心を求めて
2003年に日本で初めてオーガニックコットン国際認証を取得した興和は、すべての工程において、この国際認証を継続的に受け続けています。これらは品質検査ではありません。生産履歴をもとに第三者認証機関が各工程の現場を訪問し、環境面・社会面に関する項目について、審査を行うものです。
品質だけでなく、その背景にも責任をもって生産する仕組みを堅持することで、これからも皆様に安心していただける製品を提供していきます。