私たち興和グループは、かけがえのない地球に生きる企業として、地球環境のために何ができるかを常に考え、行動していきたいと願っております。
●カーボンニュートラル宣言
興和株式会社は気候変動のリスクを認識し、環境への取り組みの重要課題としてカーボンニュートラルの実現を目指し、2024年1月にカーボンニュートラル宣言を発表しました。
2030年度までに温室効果ガス排出量を2013年度比で46%以上削減、2050年度までのカーボンニュートラル達成に向けて、全社を挙げて気候変動対策に取り組んで参ります。
●温室効果ガス(GHG)排出量 [興和㈱単体]
2050年度までのカーボンニュートラルを目指すとともに、サプライチェーン全体での環境負荷低減に努めて参ります。
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(単位:t-CO2) |
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2022年度 |
2023年度 |
Scope1
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11,369 |
10,379 |
(うち営業車両由来)
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(3,482) |
(3,062) |
Scope2
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22,966 |
21,578 |
合計 |
34,335 |
31,957 |
・GHGプロトコル区分によるCO2排出量
Scope1…営業車両のガソリン使用による排出を含む
・燃料および蒸気のCO2排出係数
地球温暖化対策推進法の最新の係数を使用
・電力のCO2排出係数
電気事業者別排出係数(調整後排出係数)を使用
事業を通じたサプライチェーン排出量を把握するため、当社単体のScope3算定を検討しています。
●興和グループ環境方針
基本的な考え方/理念
私たちは、環境問題への取り組みが人類共通の課題であり、企業の存続と活動に必須の要件と認識し、主体的に行動します。また、国連で採択されたSDGs、更にカーボンニュートラルの実現に向けたパリ協定への取り組み等を企業の社会的責任と捉え、事業活動を通じて気候変動防止や海洋汚染をはじめとした各種汚染の予防等に努めるとともに、社会の持続可能な発展に寄与するため積極的に取り組みます。
方針
私たちは、自らの活動、商品、サービスのライフサイクルを考慮し、以下の環境方針に基づいて事業活動を展開し、理念の実現とリスクの回避に取り組みます。
- 1.環境関連諸法規等の遵守
事業活動にあたり、環境に関する法律、規則、その他興和グループの合意した事項を遵守します。
- 2.環境保全と汚染の予防
- A.化学物質の適正管理:化学物質の適正管理を徹底し、各種汚染の予防に努めます。
- B.脱炭素社会構築への寄与:気候変動のリスクを認識し、その防止に繋がる省資源、省エネルギーに努め、脱炭素社会の実現を目指します。
- C.循環型社会構築への寄与:循環型社会の実現を目指し、環境配慮設計の推進等を通じて、廃棄物の発生抑制、リサイクル、再生可能原料の使用等を進め、資源の有効利用に努めます。
- D.生物多様性保全への配慮:生物多様性の保全が次世代への責任であることを認識し、持続可性を脅かす行為に加担しないように努めます。
- 3.環境保全型事業の推進
すべての事業において環境負荷を低減させる環境保全型の商品、サービスの開発・提供を一層推進します。
2022年3月29日
興和グループEMS最高責任者
●環境マネジメント体制/システム(EMS)
興和グループの状況(外部・内部の課題)および利害関係者のニーズ・期待を考慮した上で、環境パフォーマンスの向上を含む“意図した成果”を達成するため、
ISO14001:2015をベースにしたEMSを運用しています。
また、適切に維持し、継続的に改善されていること、有効であることを確実にするため、EMS事務局が中心となって定期的に環境内部監査を実施しています。
●環境教育
興和グループの役員および社員等に対して、原則年1回の自覚教育を実施しており、以下の事項を自覚させることを目的として行います。
- ・環境方針、遵守する手順並びにEMSの要求事項に適合することの大切さ
- ・自分の仕事にともなう著しい環境側面および関係する日常的に発生している環境影響(顕在の環境影響)または発生する可能性のある環境影響(潜在の環境影響)並びに各自の作業改善による環境上の利点
- ・EMSの要求事項との適合を達成するための役割および責任
- ・決められた手順を守らなかった場合の環境上の問題点
●生物多様性への考え
興和グループは持続可能な事業活動を推進しており、持続可能性の基準として生物多様性の保全を重視します。
●外部との協働
興和株式会社は経団連生物多様性宣言イニシアチブに賛同しています。
※経団連生物多様性宣言イニシアチブとは
「経団連生物多様性宣言・行動指針(改定版)」を構成する7項目のうち複数の項目に取組む、あるいは全体の趣旨に賛同する企業・団体が、賛同企業・団体のロゴおよび「取組方針・事例」等を、冊子や経団連ウェブサイトに掲載し、賛同企業・団体の顔が見えるかたちで、内外に発信する取り組み。
経団連:経団連生物多様性宣言イニシアチブ
●環境保全の取り組み
興和紡株式会社は環境保全の取り組みの一環として、2021年9月16日付でFSC® COC認証を取得しました。FSC®ラベルを付けたパッケージを使用することで、お客様が環境保全に取り組んでいる姿勢として森林保護を支援し普及させることに繋がっていきます。
興和紡株式会社「FSC®COC認証取得のお知らせ」
●資源循環への考え
興和グループは、興和グループ環境方針に基づき、廃棄物の有効活用を積極的に推進することで、循環型社会の形成の実現に貢献します。
工場内で発生する廃棄物を新しい製品の原材料として再生利用など、限りある資源の有効活用を推進し、省資源化に努めます。
●廃棄物管理・リサイクル推進
興和グループにて実施しているリサイクル活動に加え、容器包装リサイクル制度に基づき、特定事業者として再商品化委託費用を拠出しています。
同制度の詳細については、公益財団法人日本容器包装リサイクル協会サイトを参照ください。
公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会
プロジェクト
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